このレビューはネタバレを含みます
今後一か月は舌で上顎を鳴らす奴がいたらぶん殴ってやろうと思った。
分かりそうで本質はなかなかよく分からない作品だった。でも見入ってしまって面白かった。
結局おばあちゃんは何だったのか、地獄の王とは何だったのか、アニーが仕事中に見たメモは何だったのか、、などなど知りたいことは見ただけでは全く理解できなかったが、首を落とすことがこの作品の象徴であることはよく記憶に残った。
母親の天井張り付きとヘッドバンキングはちょっと笑ってしまう。
こういう作品はいい父親がかわいそうな目に遭うので本当にそこはつらい。
母親と思春期の息子の関係性が妙にリアルでホラー関係なしによく表現できてるなと。
今作がアリアスター3作目だが、アリアスターって最後の最後のオチに宗教的or抽象的な表現を持ってきてよくわからなくさせるイメージが付いてしまう。それが魅力なのだろうけども。
考察を読んで、確かに個人の力ではどうにもならない理不尽系だなと思ったが、考察も考察でよく分からなかった。