トニコレットっていうだけでもう充分怖いんだけど、娘役の子も似た種類の怖さが滲み出る顔。
でも1番怖かったのは開始から30〜40分くらいなので、そのあとはまあ普通のホラーとして見られます。ホラーって慣れちゃうとシラけたりコメディになってきたりしちゃうけど、これはその度合いが薄めなので、怖がりたい時にはピッタリなハイクオリティホラー映画なのかもしれないです。
ただ、どんなにエゲツない描写のホラーでもバイオレンスでも、大体は、なんとなく根底に受け手への敬意がある気がするのですが、なんか私、この作品にはそれが感じられなかった。そしてそれが1番恐怖で、もうこの監督の作品観るのやめておこうかなって思ってしまっています。