Cem

ジャスト・ザ・ウィンド(英題)のCemのレビュー・感想・評価

4.0
ジプシー(移動型民族)の家族が人種差別によって一部の悪い奴らに殺されます、約10年前におきた実話

体の不自由な爺さん,掛け持ちで働く母,年頃の娘,学校に行かず一人孤独に遊ぶイケメン息子
の4人家族を中心に話が進み、主役はこの家族です
無駄な会話は全てカット!静かに淡々と、誰かが見てるような目線で進んでいき独特でした
娘の谷間を覗くようなカメラアングル最高!スケベ爺になった気分w

明日、秘密基地を見せる!と母に言う息子、そんなのいいから学校へ行きなさい!っていう普通の会話 普通の日常がいい
その晩、静まった暗闇の中を風の音と銃声音が鳴り響くのがゾクゾクした!
ライフルやショットガンを何発も撃たれた痕が顔や腕にいっぱいあったのはえげつない
3体の遺体が並んでたので1人は助かったのかな

警察も差別主義者らしく全く頼れない
っていうのが残酷でした

フィリピン監督のブリランテ・メンドーサに似た雰囲気の映画
貧困、会話少ない、暑い、ハエ、残酷、静か!好きな人は好きだと思う
Cem

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