みおこし

イッツ・フライデーのみおこしのレビュー・感想・評価

イッツ・フライデー(1978年製作の映画)
3.6
やっと華金!ということで金曜日の夜のディスコを舞台にした作品。

ハリウッドにあるディスコ「ザ・ズー」で、ビッグ・ダンス・コンテストが開かれる。15歳のイマドキ女子、結婚5周年を迎えた夫婦、ブラインドデートに臨んだカップル、前途有望な歌手…。さまざまな境遇の人々が織りなす一夜の人間模様を描く。

本作に女優さんとして出演もしているドナ・サマーが歌う"Last Dance"は言わずと知れた大ヒット曲、この年のアカデミー賞でも歌曲賞を受賞していますが、やっぱりその戦慄がかかるだけでテンションが上がる!
さらに若き日のライオネル・リッチーが所属していた大人気グループ、コモドアーズも揃って登場してパフォーマンスをしてくれたりと、ディスコ・ブーム真っただ中のアメリカの様子を知ることができる1本です。
こういうダンス&音楽系映画にありがちな、ストーリー自体はそんなに特筆すべきことはない映画の代表ではありながら(汗)とにかく当時の空気や熱気、グルーヴィーなサウンドを体感できるだけでも必見!

どこかで見覚えのある人も実は出演していて、ジェフ・ゴールドブラムはいかにも女たらし!って感じのプレイボーイ役で出演、お肌がピチピチでした(笑)。さらにボーイハントにやってきた女の子の中には、伝説の女優さんデブラ・ウィンガーの姿も!
そんな後の大スターたち以上に印象的な演技を披露していたのは前述のドナ・サマー。ちょっと強引なところがありつつも、夢に向かって奮闘する女の子を好演していてとっても魅力的でした。
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