wksgknch

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のwksgknchのネタバレレビュー・内容・結末

-

このレビューはネタバレを含みます

ガーディアンズオブギャラクシー:volume3

まさかの感動巨編になるとは笑

冒頭、ロケットが音楽を聴きながら、どこかへ向かっていく、そこにはピーターがいて、ガモラを失ったショックで酒に溺れている、と全身金色のアダムに襲われ、ロケットが瀕死に。このアダム、終始良いキャラなんだよな、ピュアで。演じるのはウィル・ポールター、良い俳優です。

MCUがアイアンマンよろしく、痛快ではあるが、単なるヒーロー物!とは一言では語れない何かを抱えている、大いなる力には、というのはスパイダーマンですが、巨匠クリストファー・ノーランによるバットマンビギンズから始まった印象のある暗いヒーロー物、というジャンル。ヒーローだって人間?で、葛藤や悩みがある。

宇多丸さんも語っておられるのですが、新しいクラシック、という物語を見つけたMCU、素晴らしい。新しい物語や設定やビジュアルは過去にある、という逆転はファッションが20-30年でぐるぐる回ってることや、音楽も80年代の音楽が外国から逆輸入して入ってくるし、そのあたりの流れから必然だったのかもしれません。

さて、ロケットを救うためピーターもやる気を復活させ、仲間のために動きはじめる、そのロケットの回想へ、カワウソのライラ、セイウチのティーフ、ウサギのフロアとの友情物語、もう彼らの実験された姿をみると辛くてしょうがないのですが、明るい様子で少しだけ救われるわけですが、ガーディアンズもはぐれもの達の集団であり、そんな同じ境遇の友の危機に立ち上がらないわけはないわけです。

ハイ・エボリューショナリーはわかりやすいヴィランで、結構チートかと思ったけど、それが序盤のロケットの伏線回収になっていたのは良かったと思う、自分の出自を克服し、肯定するというのは誰にでもどこかわかるのではないかと。

筋肉でできた星とか斬新すぎて、パワードスーツとか、ガーディアンズとのバトルが笑えた。
ガーディアンズの連携バトルはカッコよかった、画角とか横スクロールアクションで、昔のゲームみたいなんだけど、新しい、あれだけで満足。

笑いの件がちょっとしつこい感はイナメナイですね、メリハリとして理解。
wksgknch

wksgknch