ミカポンタス

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのミカポンタスのレビュー・感想・評価

4.7
開口一番、"めーーーーーーーちゃくちゃ面白いぜなんだこりゃあぬぁああああああああ!!!!!"と、叫んだ(内心)。

久しぶりにレビュー書きます。この溢れる映画愛、何かに殴り書きでもしないと気が済まなかったのでこの傑作を機にぼちぼち再開しようと思います。

引っ張って引っ張って引っ張って、起承転結もハッキリしないのかこの映画は...?と思い込ませておいての、最後の最後にどデカイ爆弾が仕込まれていた事にもそのまさに最後の最後まで勘づきもしませんでしたw なんて最高にズルくて贅沢な爆弾映画を作ってくれたんだタラちゃん!!!!

The 60'sな音楽と映像、メタ要素、映画好きならニヤリとならずにはいられないネタ、そして何よりも映画愛が詰まったタランティーノの映画愛の映画。これはもう自分と同じく映画好きな母と観て語り合いたい!と強く思った(笑)
シャロン・テート殺害事件について、自分は不覚にも知らなかったけれど、後で評論を読むと余計にグっとくるものがあった。これもタランティーノのハリウッド愛によるものか、と。
かなりの映画好きなら絶対に数倍楽しめるはずです。
あの衝撃をまた体験したくて、すでにもう一度、二度観たくてたまらん....!!


そして、お恥ずかしながら、この作品で生まれて初めてブラピが超っっっ絶カッコいいと思った(笑)
あんな55歳、地球上どこを探してもいませんよ。もう、ほぼ全編通して、特に後半全部ブラピに持ってかれた...。
ディカプリオと初共演のはずなのに、そんな感じが全くしないのも不思議だった。
こんな豪華で色んな意味で最高に面白い映画にはそうそう出会えないだろう。
映画が大好きで良かった、と改めて実感した作品だった!ありがとうタラちゃん!