かおる

食べる女のかおるのネタバレレビュー・内容・結末

食べる女(2018年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

食べる、をテーマにした女性たちのオムニバス。

ちょっと?けっこう?ヤバい女ばっかりな気がする…
正直出てくる女性たちのような経験はないけど、気持ちはわかると言うか、多分ヤバさとか境遇あんまり関係ない。気がします。全く理解できない人もいましたが笑
男性同士のそういう会話ってどの程度なのかわかりませんが、女性同士のオブラートなしのえぐい会話が繰り広げられるので、そのあたりは観る人を選びそう…

食べるって大事なんだな〜ほんとに!特にラストでみんな卵かけご飯食べてるところがいい!
ご飯の出てくるシーンのご飯は美味しそうなんですが、思ってたより色んな意味の「食べる」になっていたこともあり、食事シーンばっかりではないです。

お惣菜を買って来られるのが嫌な夫も出てくるけど、問題はお惣菜じゃなくて、2人の「おいしい」が噛み合ってなかったことなのかなって…映画全体としては、決して手作りが正義、とかそういうことを言いたいんじゃないと私は受け取りました。
そりゃ作れるなら作るに越したことはないけど。あのパートはちょっと苦しかった…不倫の言い訳にはならんのよ!無理矢理しちゃうし!

終盤の男性だけになるところ、美味しいから帰って来てくれ!は、なんだお前!って思ったけど笑、おもしろかったです!

セックスは相手が要るけど食べることは1人でできる、ってほんとそうだと思います。
自分が美味しいと思うものをちゃんと(節度持って)食べて、元気に生きていきたいなって思える映画でした。
かおる

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