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千と千尋の神隠しのeop421のレビュー・感想・評価

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)
4.0
どうしたらこんな話しを思いつくのかしら?もののけ姫ほどではないけれど、壮大な物語です。そこここに監督が今の時代に問いたいことが、千尋やその他のキャラクターを通して表現されているように感じました。ハクが湯婆婆に使えている理由が非常に悲しい。自然破壊の象徴としてのキャラクターだったのですね。それに千尋が巻き起こすドタバタも色々考えさせられました。良い事は一見、不幸の顔でやってくるのかなぁ、と。声優のチョイスはいつも秀逸ですね。釜爺の菅原文太が良かったです。夏木マリは色んな声を出せて凄いと思いました。
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