ふたりの警察の交渉人が、容疑者と交渉人という立場で駆け引きするサスペンス・アクション作品。
サミュエル・L・ジャクソンとケヴィン・スペイシーが共演。
シカゴ警察東地区の人質交渉人ダニー・ローマン警部補（サミュエル・L・ジャクソン）は、警察の障害基金が横領され、内務捜査局も関わっていることを相棒から聞かされる。
その後、相棒は殺され、ローマンは相棒の殺人と横領の容疑をかけられてしまう。
ローマンは、警察ビルに連行されるが、無実を証明するために、そこに居合わせた同僚、タレ込み屋、警視とその秘書の四人を人質にして警察ビルに立て籠もる。
管轄の警察内部に真犯人がいるため、管轄外である西地区の交渉人クリス・セイビアン（ケヴィン・スペイシー）を指名して、二人の駆け引きが繰り広げられるが…
容疑者にされた凄腕交渉人が、真相をあぶりだしていく展開が秀逸で、お互いに手の内を知り尽くした交渉人同士の駆け引きにより、緊張が途切れることなく作品に引き込まれた。
身内の犯罪であるが故に誰が真犯人なのかわからず、心理戦が繰り広げられる。
スナイパーやSWATの突入など緊迫した危機に次々と陥り、ハラハラドキドキの連続で、最後まで息が抜けずに楽しめた。
「あんた西部劇は好きかい？.... 俺は好きだ いくら観ても飽きない いつも観てる 特に好きなのは最後に主人公が死ぬやつだ シェーンを覚えてるか？ ラストシーンでシェーンは死んでたんだ」（テレ東版）
「西部劇は好きか？ 最後に主人公が死ぬやつが特にね。”シェーン”を？ ラストで彼は死んだんだ」（BS12版）
「まだバッジを渡してなかった 呼んでくれてよかった」（テレ東版）
2024.3 テレ東で鑑賞（午後ロード・吹替：武満眞樹 訳）
2022.12 BSテレ東で鑑賞（シネマクラッシュ・吹替）
2022.3 テレ東で鑑賞（午後ロード・吹替：武満眞樹 訳）
2021.4 BS12で鑑賞（字幕）
