寅さん

アンダルシアの犬の寅さんのレビュー・感想・評価

アンダルシアの犬(1928年製作の映画)
4.0
監督ルイス・ブニュエル
脚本サルバドール・ダリ、ルイス・ブニュエル

剃刀で女の目を切り裂く、女の脇毛がウニになる、ピアノの上のロバの死骸、男の手のひらから蟻、胸を弄る手。
断片的な映像を断続的にコラージュしストーリーを作っているようだ。
何を言いたいのかわからないが、分かるのは若い男と女の関係性。ここに肉付けしているのが奇をてらった映像たちなのだろう。
愛と欲望と生と死。これらをフロイト好きなダリが夢のようにコラージュをしたと考えて良いと思う。

この映画のせいでまた今日も頭を抱えて寝れない時間を過ごすことだろう。
寅さん

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