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ある少年の告白のがんびーののレビュー・感想・評価

ある少年の告白(2018年製作の映画)
3.4
キリスト教とLGBTQの衝突は一生続くのだろうか。神様の存在は良くも悪くも理由付けになる。愛の形を問いた時に、目に見えない神の存在を基準に答えを出すのはいかがなものかと感じました。ましてやその答えで本人が苦しい思いをしたら意味ないですね。

本作品完全にフィクションだと思って鑑賞してたんですが、エンドロールで実話だった事を知りました。驚愕。実際に本作品で登場するような矯正施設がアメリカにはいくつもあって、実際に70万人がそこで治療を受けてるんだってさ。多様性の国アメリカの闇だね。

グザビエ・ドラン、トロイ・サイバンが登場してたのでそれだけでも満足です。あとニコール・キッドマンとラッセル・クロウの夫婦感いいね笑。熟年って感じでしたわ。

アメリカに今もあるという性的指向の矯正施設。この映画には、原作者ガラルド・コンリーが告発本を出版するに至った、ある施設での体験とそれによって生まれた人間ドラマが描かれている。主人公ジャレッドを演じるのは、20歳のときにアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたこともあるルーカス・ヘッジズ。その両親に、ともにアカデミー賞主演男優賞・女優賞をとったラッセル・クロウとニコール・キッドマン。豪華キャスト陣の繊細かつ大胆な演技が見る者を圧倒する衝撃の実話。
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