Miyuu

ある少年の告白のMiyuuのレビュー・感想・評価

ある少年の告白(2018年製作の映画)
4.6
私予告見たはずなんだけどまさかの登場人物に非常に驚きましたwwその人物とはまずドラン!!🙌 しかもなかなかパンチのある役だった。そしてこれは予告で気づいてたけどテイラースウィフトの彼氏ことジョーアルウェン実際彼の出てる作品は今回が初めてだけどいやぁ、、テイラーの僭越の目たるや半端ないわwきっと彼はこれからもっといろんな作品にでるでしょう🤔
実際予告でマーゴット・ロビーとシアーシャ・ローナンのオスカーレベルの作品 @maryqueenmovie にもばっちり出てます。
そして、今や若手の役者ならティモシーシャラメ歌手ならトロイシヴァンの世界になってますが今回トロイは役者としても出ていてなかなかしっくりきていてよかった👌👌役的にもそこまで難しい役ではなかっただろうけども。
想像してみて、ルーカス・ヘッジズ、トロイシヴァン、ドランがスクリーンにいる素晴らしさよw
私はそれにも感動したわ!! バプテスト派(キリスト教プロテスタントの一教派)一家の息子がゲイに気づいて家族の為にもバプテスト派の更生プログラムに参加するもうまくいかずにそこでの友達や家族との衝突を描いた、原作はガラルドコンリーのBoy Erased:A Memoirで監督は私の大好きな #joeledgerton 🙌🙌 両親役の #nicolekidman と #russellcrowe がまた素晴らしい。
若い頃も素晴らしい作品たくさん出てるニコール・キッドマンだけど今の年齢になってからの母親役はどれも素晴らしくて今回もまさにドンピシャ。

そして何より主演のルーカス・ヘッジズの素晴らしさよ。ちなみにルーカス・ヘッジズの父親はあの名作ギルバート・グレイプの脚本家ピーターヘッジズです。
ルーカス・ヘッジズがゲイだと気づいて葛藤していく姿はなんだか素敵だった。硬派な顔立ちが好きなのかな私は😅最後更生プログラムでも無理で自分がゲイとして確信を持って生きていく強さには涙涙で、両親も宗教的にかなり厳格な宗派なもんだから一緒に住めないと。愛してるのにそれが出来ないと。
それでもニコール・キッドマンの母親の息子を思う愛の強さにまた涙が出て、ラッセル・クロウのどうしていいかわからないもう出せる言葉もなくて涙しか出ない姿に号泣した。

こうやって大人になって難しい思春期の話を見てると、昨日の #beautifulboymovie も含め大人の知らないところで子供は色んなことを経験して変わっていくんだなと。私の思春期もまぁ大変だったなぁと。。
それを考えると思春期をただ生きていてさえくれたらいいと私はなんかそう思ってしまった。反抗期だろうがいじめにあおうが、自分のセクシャリティに悩もうがとにかく生き抜いて欲しい。そんな気持ちに心からなりました。
かなり評価の高い作品で監督としてジョエルエドガートンが撮ってるけど役者としても私は大好きだし今回もセラピスト役で出てるけど、この宗派の更生プログラムってやつは本当にこんなにきついものなのね。。
でもマインドコントロールなんかでセクシャリティが変わるわけもなく。
昔とは幸せの定義も変わってきているしなかなか難しいですな。
終始暗いけど、中身はばっちりいい作品でした👌👌👌👌
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