Ki64

68キルのKi64のネタバレレビュー・内容・結末

68キル(2017年製作の映画)
1.6

このレビューはネタバレを含みます

始めからクソ映画だと知りつつ観るのとちょっと期待しながら観たのがクソ映画だったときって当たり前だけど後者のがガッカリ感の振り幅デカいよね。

終盤残り30分になってやっとやっと『おっ』って展開になるけど、それまで脳みそが使用された形跡を感じられない作り。マジで虚無だった…

平凡な構成と平凡な脚本でキャラクターに魅力を見出せるはずもなく、そんなキャラたちがとにかく ックスしまくるもんだから観てるだけでIQがどんどん落ち込んでいくのを感じた。
『あたしはイカれてるから』で全て片付くわけがない。おバカ映画にしても行動原理破綻してないか?破綻してるからイカれてるのか。
チップもそうだけど。今まで主体性なく流されてきた人がいきなり人に発砲したり電話機で殴りつけたりするのには違和感しかない。
ヴァイオレットの素性をすぐに聞かなかったのも理解できなかった。

その彼女がお亡くなりになってやっと先が気になるようになったけど迎えたのはやはり脳みそが使用された形跡を感じられない展開。
つまり、『おっ』ってなった3秒以外全て虚無だった。

ヴァイオレットの言葉で主人公に成長を与え綺麗にまとめようとしてるけどちょっと無理があるかな…
だってやってることが人56しだもん。
56しで成長って。ゾルディック家かよ。
愛も一切感じられなかった。

久々に観終わった後疲労感を感じた1本でした。
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