このレビューはネタバレを含みます
置いてけぼりでめちゃくちゃ悔しかったがようやく観れた。誰の感想もあらすじも読まないようにしてたけど、チラリと「傑作！」とか「★ ★ ★ ★ ★」とか観るだけでハードル、ガン上がり。けどたしかにその気持ちはわかる。もしこんな低予算感ある映画を前情報完全0で観てたら、自分でもそう言ってた。見事すぎて。
マジのゾンビが出てきたのか、マジのゾンビが出てくるフェイクなのかが曖昧。ところどころカメラのメタ視点が見え隠れして振り回される。結局どっちか分からないまま本編（？）が終わり、最強の回想フェイズ。
人間はつぎつぎ伏線回収されると楽しくなっちゃう習性があるのが証明されたな。本編での「ん？」と思う部分がことごとく綺麗に回収されていく様は痛快。ドミノ倒し。
特に優しそうな二重と煮え切らない性格をした監督の迫真のセリフ（暴言）が最高すぎる。「ちょっとってなんだよ！？」は死ぬほど笑った。「この監督、魂こもってんな〜」という印象が、そのままキャラの演技に反映されている構造が見事。複雑すぎる構造なのによくこんがらがらないな〜。
よろしくで〜す（肩ポン）
