トランスジェンダー映画祭
『ゲームフェイス』
トランス女性の総合格闘家であるファロンは米国で最も厳しい審査をする州で基準をクリアしライセンス登録をしていて、記者会見でIOC（確か）の基準を満たしてることなど丁寧な情報公開をするが、それでも非難／中傷は続く。
身体性を競うものともいえるスポーツにおいて、それが理性的に受け入れられるにはそれでもものすごく時間がかかるかもしれないが、少なくとも公正な基準があることは大前提。
ファロンをはじめトランスした彼女（彼）に充分な競技すら場が用意されていないことは紛れもない事実で、軽くググった感じ日本国内の情報記事としては、いまだに機関によるその基準の必要性だの研究みたいのしか出てこない訳でね。。
（これを書いていて、日本のトランスアスリートというのはどうしてるんだろう・・・と考え込んでしまった）
格闘家の彼女に加えて、バスケ選手のテレンスがチームにゲイであるとカミングアウトするまでの葛藤も追っていて、映画は青春ドキュメンタリーの要素も強くそこがすごくよかった。
こういう映画、ぜひNHKドキュメンタリーとかでやってほしいなぁと。。
