このレビューはネタバレを含みます
この作品が矢島さん最後の劇場版しんちゃん
で合ってるのかな?
小林さんがテレビの方で初めて演じた時は
すごい!小林さんっぽさよりしんちゃんっぽさがちゃんと勝ってる!
と思ったけど
やっぱり矢島さんのしんちゃんは
それはそれで思い入れはあるわけで
自分としてはリリーナやパッフィーとヒロインやってるのも知ってるがゆえ
ギャップが好きなのもあり
さみしさは感じるな
で今作
またまたカンフーをタイトル、表テーマにしつつ
またクレヨンしんちゃんスタッフの映画好き感がひしひしと感じる。特に序盤
そして中毒ラーメンで狂う、カスカベの面々
カスカベ防衛隊の中でのコンプレックス不和
中盤からガラリと展開を変えて、行き過ぎた正義を描く展開
と
安定のしんちゃん劇場版の意気込みだなあと
ちょこちょこコンプラとかクレーマー
みたいな文言話題を入れてたとこもあり
プニプニの真髄、に至らぬ闇堕ち
とかを思うと
柔らかさのない正義の恐ろしさってことなのかなあと
まんまやけど思った
最後の展開はちょっと走ってる気はするけど
なんとなく笑顔になる終わりだったから嫌いじゃないかな