りょー

映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~のりょーのネタバレレビュー・内容・結末

1.5

このレビューはネタバレを含みます

これは…正直微妙。というよりキツかった。何度もリタイアしかけた。最後まで見た自分を褒めたい。
子ども向けの映画とはいえ、とにかく謎展開が多いしストーリーも薄い感じがする。クレヨンしんちゃん映画は大筋として(いい意味で)とてもしょうもないストーリーの中に、子どもが大好きなしょうもないギャグや、大人がクスッと笑えるちょっと際どいネタを散りばめつつ、実は大人から子どもまで心に響く深いメッセージがある…みたいなところが魅力と個人的には考えている。
けど今作はギャグも微妙だし、メッセージ的なのがなんかこう、薄い。ジェンガで解決するのは「そこが伏線になるのか〜」と驚いたけど、意味不明すぎた。これはクレヨンしんちゃんという作品でよくある「意味不明で面白い」ものじゃなくて、本当に意味がわからない。直球に言うと雑。
細かいところで言うと師匠でも分からないとされていたぷにぷにの地がグラビアの袋とじなのもがっかり。もっとなんかこう、いい感じに利用できなかったのか。実はあの中華街自体がぷにぷにの地だった!みたいな…(ありきたりすぎるけど笑)。そしてあの大変な事態の中で飛行機に乗って中国に行くのもなんか違和感。てかランちゃんはパスポート常備してるんか?
今作は個人的にギャグも刺さらなかったことも相まって、低い評価になってしまった。
ちょっと酷評しすぎたので、好きなシーンも記録しとくと、ランちゃんが闇堕ちした後にカスカベ防衛隊の歌を歌ってるシーンですね。悲壮感が漂っててとても良かった。
クレヨンしんちゃん映画は何も考えずに見れて結構好きだっただけに、今回はちょっとイライラしながらしか見れなくて残念でした。
オトナ帝国もう一回見るか…。
りょー

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