140字プロレス鶴見辰吾ジラ

2048:ノーウェア・トゥー・ランの140字プロレス鶴見辰吾ジラのレビュー・感想・評価

3.0
あのバティスタが役者として…
WWEを見始めたときはバティスタの彫刻のような肉体美であるがプロレスの技能の欠片も感じない部分に呆れていた。それがまさか「ブレードランナー」の世界を彩るレプリカントになろうとは。

レプリカントという身分が罪の対象となる中で、利他的な行動により剥き出しになった危険性が世間に知れ渡り、その日常が追われる身となる、逃げ場のない不条理に捕まってしまう感覚が頭から離れない。