Amazon Primeで終了間近だったので鑑賞。
アメリカで実際に起きた「ヤーネル火災」を基にした、消防隊の活躍を描いたドラマ。
あらすじ見た感じだとマクドナウが主人公なのかと思ったけど、隊員一人一人にフォーカスしているし
彼らをとりまく友人・恋人・家族といろんな人の立場で物語が展開していく。
観ている人が「私はこの人と同じ立ち位置かも」なんて自分に置き換えて鑑賞できると思う。
死の危険と隣合わせの仕事に立ち向かう彼らの勇姿はもちろん、落ちぶれから構成して一人前の男になっていくストーリー、仲間との絆を深め合う団欒の日々、
彼らの帰りを待つ家族の心情、家庭を顧みないことへの葛藤など、いろんな要素が詰まった「人生模様詰め合わせパック」みたいな映画です。
恐ろしい山火事と、なんてことない日常の対比が鮮明です。
「レクイエム・フォー・ドリーム」以外でジェニファー・コネリーが出てる作品観たことなかったんですが、圧巻の演技でした。
お歳は召されてましたが、喜怒哀楽が自然すぎて演技に見えませんでした。
後半、グロでもなんでもないんですが、かなり精神的にえぐられるシーンがあるのでそこだけご注意を。
実際に起きた山火事を題材にしてますが、詳細は調べずにまずは映画を鑑賞いただきたいです。
エンドロールは涙なくして見られません。
こういった災害の最前線で活躍されたいる方々に、改めて敬意を表したい。
