先日東京フィルメックスにて。
ジャ・ジャンクーがプロデューサーを務め、BRICS5か国(ブラジル、ロシア、インド、南アフリカ、中国)の監督たちが「時間」をテーマに競作した5話オムニバス。
オムニバス映画はあまり観る機会がないので、観てみた。
ストーリー的にはこれといって目新しい作品はなかったが、映画を観る目的の一つにいろんな国の雰囲気に触れたいというのもあり、旅行をした気分になり自分としては、まま満足でした。
第1話 ブラジル
監督ウォルター・サレス。
ダム決壊事故で行方不明の父親を探し続ける少年を描く。
第2話 ロシア
監督アレクセイ・フェドルチェンコ。
人里離れた氷河地域で暮らしている二人の若い夫婦が大喧嘩する。夫が大ケガを負って呼吸ができなくなってしまい……
第3話 インド
監督マドゥル・バンダールカル。
ある地位のある中年とストリートの少年との心温まるふれあいを描く。
第4話 南アフリカ
監督ジャーミル・X・T・クベカ。
近未来に命の危険を冒しても運命を変えようとする女性を描くSF。
第5話 中国
監督 ジャ・ジャンクー。
歴史観光地で伝統劇を演じて働く中年男女が政府の一人っ子政策が終わったのを機にもう一人子供をつくりたいと願うが…
改めて各話のあらすじを見てもそんなに心踊らないが、なんとなく観てしまった………