序盤★1.5 中盤★1 終盤★1.5
数本前に観たアルモドバル監督作『私が、生きる肌』で気になったエレナ・アヤナ出演作。
とにもかくにも言葉による“状況”説明がほとんどなく淡々と静かに進み、
単純に“幼い息子を水難事故で亡くした夫婦”の痛みや苦悩や寂しさは伝わったし、
“同じ経験”をしても
“互いの感じ方”や“記憶(想い)”は違う、
というようなものに関して少し刺さりはしましたが、
作り手がこの雰囲気に酔ってるだけの自己満な作品にしか思えず退屈でした。
終盤、森の中で夫婦が中身のある会話をするシーンと全編通して劇伴は良かった。
2020年222本目