ダルトーンぽい色彩が独特の世界観を創り上げていて魅力的だったので鑑賞。
監督も知らないし中国のアニメを観るのも初めてだったが、良かった。
色のトーンが好みで見始めたせいもあるが、絵柄も含めて画面の雰囲気が気に入った。
出てくるキャラクターのブッサイクな感じのタッチも好き。
終始鈍い色をした画面が、物語とも合っていて、暗い雰囲気を助長させているのも良い。
正直、序盤は展開もちょっと退屈で、紙芝居やパラパラ漫画のようなあまり動きのないアニメーションにも物足りなさを感じた。でも、見ていくにつれて意外と話とマッチしている気もする…
「夢のシャングリラ」を熱唱するシーンが良すぎた笑
ビジュアル的にもサイケデリックな感じで、あの場面だけ彩度も高くなり、狂っていて、面白かった。
夢っぽくて、他の現実的なシーンとのギャップも効いてた。
全体を通してアート感の強いアニメーション。
