なんでかは自分でもよくわからないんですが、めちゃくちゃ好きな映画です。
そもそもスティーブンキングの描く世界が好きなんですが、今回もドストライクでした。
個人的にITはホラー映画というより青春映画という印象です。
ペニーワイズを通してルーザーズクラブのメンバーが成長していく。その間にぶつかり合ったり、愛し合ったり、様々なことがあり、そのおかげでより絆が強くなっていく。最後の出来事には不覚にも感動してしまいました。
ただ、今回はペニーワイズが可哀想な映画でもありました。当然、最悪最低なことをしているから仕方ないとは思うのですが、最終決戦でのペニーワイズの姿。切なかったです。
もし、ペニーワイズも過去にイジメられたり友達がいなかったとしたら。方法は絶対に間違っているけど本当にルーザーズクラブと遊びたかっただけだとしたら。最後の姿はとても切なかったです。
切ない青春映画。好きでした。