J四郎

007/ノー・タイム・トゥ・ダイのJ四郎のレビュー・感想・評価

3.8
ダニエル・クレイグのボンドが最後のミッションとなる今作。
なんだかんだ言われながら結構長いことボンドとして君臨していたのは偉業といえますな。

その最後の対戦相手はラミ・マレック。というよりコイツの駆使するとある兵器が恐ろしすぎます。前回の微妙なスペクターも出てきて盛り上がると思いきや、メカフリーザ並みのかませ犬にされちまいます。ホンマになんやってん21世紀のスペクターはッ。

ここにボンドさんの愛する者たちが絡んできて、ドラマ性は中々のもんでした。ラストもまあこれなら最後になってしまうのも仕方ないかな?とある程度は納得のフィナーレ。ちと強引だったかもだが。

ラミ・マレックが最後の敵で俳優としては申し分ないのですが、コイツの立ち位置や話の絡み方がどうも物足りなかったかな。これなら前作の クリストフ・ヴァルツのほうが因縁的に締めの料理として良かったんではないでしょうか(スペクターは微妙だったが)
J四郎

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