レイティング:G
サム・ロックウェル目当てで鑑賞。
まず、キャスティングが素晴らしい。
目当てのサム・ロックウェルはもちろん主演のフランシス・マクドーマンドやウディ・ハレルソン、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの全員がとてもいい演技をしていた。
そのため、印象に残るシーンが多くある。
署長の手紙のシーンやオレンジジュースのシーン。
他にもたくさんあるが、全体的に殺伐としている映画の中での''許し''を表すあのオレンジジュースのシーンは、優しさを感じられて個人的に1番好きだった。
また、登場人物に聖人君子のような人や主人公の絶対的味方のような存在がいない所に、よりリアリティを感じられた。
久々に深い映画を見たなぁ。最後まで考えさせられる。
自分の娘が殺されたんだからここまでする主人公の気持ちも分かるけど、憎しみは何も生まないということも分かる。。
うーん、考えると難しいな。