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僕の世界の中心はのtenのレビュー・感想・評価

僕の世界の中心は(2016年製作の映画)
3.2
青春恋愛ストーリーかと思っていたらものすごい色んなものがてんこ盛りな作品だった。理由が分かりやすいという意味ではご親切設計なのかしらん。
思春期物語ではあるけれども、ほぼ家族の話。
恋に落ちるシーンとかがもはやギャグに見えていたので、シリアス展開とのアップダウンにぐるんぐるん振り回された感。
3人の友情は思いっきり予想通り展開で、ニコラスのおかげで『Summer of 85』を思い出した。こういう子少なくないんだろうか。
恋愛トークをあれだけオープンに話せるとどう転んでも前を向けるのかも知れない。容赦無いアドバイスとかに好感。

おうちが素敵だった。あんなふうに部屋から抜け出すのわくわくするよね。
部屋数の多い家の話と、ママンのラストの耳打ちシーンが好き。
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