TSUTAYAに対抗してゲオが始めた先行レンタル作品の一つ。
ヤクの運び人をする主人公が、最後の大仕事を前に彼女から妊娠を告げられてから起こり始める奇妙な出来事…やがて現れる自分にそっくりな人間や死んだはずの人間と遭遇する。
基本タイムループもの好きなんだけど、これはよく分からなかった。
起点となるところが分かりづらいし、何故こんなことになったのかは一切説明されないのでモヤモヤする。
そして主人公が、妊娠が分かったら即「堕ろせ」とかいうなかなかのクズ野郎なので全く感情移入出来ない。
そんな主人公が量産型ザク並に大量生産されるのはちょっと笑える。
でも感情移入出来ないってことはピンチに陥っても全くハラハラドキドキしないってこと。
クズ人間が更生していくけど、その過程も微妙過ぎて。
SFとしても人間ドラマ的にも中途半端な印象だった。
同じゲオ先行レンタルでは「CUB」のほうがまだ面白かったかな。
