世の中を型にはめようとしていませんか？
幼い子ならまだしも、小学生低学年の男の子が、そんな無口に怯えたり、逃げだしたりするのかな？いくらトラウマを抱えていたとしても、それだけではないのでは？？
「あの子誰？」
「この子は俺たちには想像できないくらいの酷い目にあってきたんだ」
「助席の子誰？」その子の前で言うってデリカシーなさすぎますよ…。
そして全体的にキャストがなんだか…。中居役の小林千晴さん、演技力に度肝抜かれて調べてたら稔侍さんの娘さんなんですね。ラーメン屋さんの店主と壇蜜さんも歳離れすぎてるでしょ。
さらに、いかにもな説明台詞を聞いていると、普段そんな風に話すことある？？って笑ってします。
所々辻褄が合ってない台詞、設定もあるし…。
鳴かぬなら〜、春は曙〜、雨にも負けず〜とかの出方もちょっと不自然。宮沢賢治の作品でまとめるならまだしも、私、色んなこと知ってるんですよ！って脚本に感じてしまう。
絵はとても綺麗な作品です。日本の四季や、お豆腐の素朴さがしっかり描かれていましたし、これだけの方が映画を通して豊田市をPRしてくださるって素敵なことだと思います。
