ニューヨークに行きたいかー!?
行ってみたいです。
まずジャケ。かっこいい。
肩で風切って歩くまだ青さが滲み出てるカラムターナーくんが素敵。
道の真ん中危ないよー。
好きな子いるけどなかなか思うようにいかない主人公。恋模様だけでなく若者らしいモヤモヤを抱えて日々暮らしてます。
とうちゃんがピアースブロスナン。まあかっこいい。出版社経営してるジェームズボンドなんてかっこいいに決まってます。
カラムターナーくんはいろいろ考え悩んでますがまだ大人になりきれてなくて、恋人になってくれないミミちゃんの方がいくらか先にいる感じ。隣に越してきた謎のおじさんがモヤモヤを聞いてくれます。
そんなときに偶然とうちゃんの不倫現場を目撃、その相手がベッキン。
カラムターナーくん、アタマベッキンになっちゃって、ベッキンに絡む絡む。
ベッキンに会ってアタマベッキンにならない人なんていないと思います。
惹かれてなければあんなに絡まないターナーになるでしょう。ゴチャゴチャ言ってないで素直に行けや、と思ってしまいました。
この世に生まれてベッキンに会えるだけでもどれだけ幸運なことか。
と、思いつつもお話としては、そっち行っちゃダメだよ〜、という思いもあって。
お話の中の話とベッキンのことで考えるラインがふたつ出来てしまって忙しかったです。この感想文もどっちに舵を切るかわかりません。
若者が抱えるモヤモヤを解決しようともがくサマは自分のことも思い出しながらいつでもどこでも誰でも同じだ、と思うんだけど、ニューヨーカーってのがやたらシャレて見える。
あのすいません、なんで俺が若かりし悩んでた頃は後ろでサイモン&ガーファンクル流してくれなかったんですか?
ジェフブリッジスの老犬感。くしゃくしゃな見た目で悟りを開いてる風だけど実はかわいいヤツ。
おわー、そういうことか。と素直に思えたので勝ち。楽しく観れました。
ブロスナン、カラムくんと並んで歩いてて、ボンド補正はあるんだけど、ホントかっけえ。
この映画2017年ですがベッキンがメチャクチャ美しい。『ジョルト』のベッキンがやっぱちょっとイマイチなのが…。
ブロスナンの会社で3人顔を合わせる場面、それなりに見どころであるにも関わらず、一方でベッキンのカッチリお仕事モードのタイトスカート姿を目で追ってしまって混乱を極めた。
ニューヨークを舞台に全体的にシャレやがってますが、それが鼻につくこともなく素直に青春を味わえました。
知力・体力・時の運、ニューヨークに行くってけっこう大変そう。