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チャーリーズ・エンジェルのlのレビュー・感想・評価

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)
4.0
世間が女性に求めているいわゆる”女の子らしさ”って、やっぱり窮屈だししんどい。でも、彼女たちは女性であることを誇りに思っていて、彼女たちの言葉で、行動で、自分のことを大切にしていて、私はとても嬉しかった。これこそまさにガールズパワーなの!自分がいったい何者かは自分で決める!だって私たちは何にでもなれるから!女の子だって何にでもなれるってことをずいぶん忘れていたような気がして、観れてよかったなって思う。

どんなアクションシーンでもお化粧とおしゃれをばちばちに決めてるの、最高だった。それでいてキックもパンチも決めちゃうんだよね〜!!こういうガールズパワー系のお話では女性の「”美しくて”強い」ということが強調されがちで、結局男性主義的な表現してんじゃん、っていう批判的な見方もあるはず。でも綺麗でいることはかならずしも誰かをよろこばせたいという気持ちからじゃない。自分のために美しくありたいと思うこと、それは自己愛のためのひとつの方法なんじゃないかなって思うの。(自己愛の方法はこれだけじゃなくていろいろあるけどそのうちのひとつ、ということ![美しくあること=女性にとっての喜び]ということではなく[美しくないこと=悪]ということでもない!)
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