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バック・トゥ・ザ・フューチャーのRのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

最後のタイムマシーンのシーンで、未来から来たドクが、未来の発明を利用してマシーンを改造しているんだけど、それが生ごみを燃料にする場面が描かれてて、1985年にそれがどのくらい流布されているアイデアだったのかわからないけど、当時の映画の場面としてはすごく画期的、新鮮にうつる。核燃料をリビアのテロリストと交渉して命がけで手に入れていたのとは対照的に、アメリカの一般的な家庭の前に置かれている家庭ゴミ用の入れ物から2,3個つまみ出して機械に燃料を補充しているドクの姿は、2023年ですら一般的ではない。スティーブンスピルバーグの先駆的な目がうかがえる。

それとは別に、スケートボードにのるマーティーの足元を映したシーンでは、コンバースってやっぱスタイリッシュだなと思わせられる。それはきっと1985年から今も変わらず定番のスタイルとして残り続けている。

それから人間的な面も今でも通用するものがいっぱい(詳しくは長くなりそうなのでかかないが)

とにかく、SF映画を見ると技術の進歩、人間が発達させてきたもの、できるものをイマジナリーとリアリティとの対比で見られて面白い。そして、同時に変わらないものも見られるからやっぱり面白い。
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