Ki64

ドント・スクリームのKi64のネタバレレビュー・内容・結末

ドント・スクリーム(2016年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

・酷いカット割り
・背景描写不足
・広すぎるお屋敷


序盤は卒業パーティからクラブへのハシゴもあってか、MVかな?ってくらいとにかくEDMが流れっぱなしで疲れる。曲自体はなかなかイイが、私は映画を観に来たのだ。

辿り着いたお屋敷は離れ離れになった弟との再会が困難なほど広く全貌を把握しきれないので、敵家族が帰ってきたところで緊張感がない。
武器もその辺に転がりまくってるし、『逃げきれないかな?』ってなる。実際敵が弱くて味方がなかなかタフ。
ホームセキュリティで全室ロックしたところで、広いのでどっかに穴はあるやろってなる。実際弟が脱出してたし。

拉致してきた人を家族認定するあたおか親子も何故そうなったのか背景の説明がないのでイマイチ良く分からず。
その為恐怖感が薄れる。

序盤は元カレが襲われるパートと切り替わり、屋敷内では逃げ惑う弟とシーンが切り替わるがセンスのないカット割りのせいで状況把握が難しく臨場感と勢いが削がれる。

どんでん返しみたいな展開があるけど伏線がないため『あぁ、そうですか(白目)』って感じ。

良いと思ったところが一つもなかった…
強いて言えば、序盤の浮気された者同士ハッちゃけよーキャハ☆なところがちょっと面白かった。

恐怖感も緊張感もなく薄い1本でした。
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