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女王陛下のお気に入りのcocoroのレビュー・感想・評価

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)
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尋常ではない目的意識を持ち、段階を踏みながら着々と人の心と認識を蝕んでいくアビゲイル。確固たる自我と責任を持ち、だれよりも女王を愛す(かに見える?)サラ。最後は、なにが真実でなにが虚偽なのかわからなくなってしまった。人は立場や境遇で人を判断するよって言いたかったのかなランティモス氏。だって、アビゲイルとサラの立場が綺麗に入れ替わった時、私が抱く彼女らへの認識も完璧に入れ替わってしまったから。どうしても終盤のサラの表情は悪役に見えなかった。
やっぱりお前はそういう人間なんだと突きつけらた気分です。グサリ。
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