劇場 No 148
大分のミニシアター シネマ5での1本目
歴史は勝者によって記される🇬🇧
また一つ、映画で勉強することができました🎞
1947年、英は300年以上にわたり統治してきたインドの主権を譲渡することに🇮🇳
その任務を遂行するために、新しい総督・マウントバッテン卿が派遣される🇬🇧
しかし、主権譲渡をめぐり、ヒンドゥー教徒とイスラム教徒の対立が深まっていくばかりだった⚔️
ガンジーが悲願とした独立へとインド🇮🇳は向かうのですが、ヒンドゥー&シーク教徒の国民会議派が「一つのインド」を主張したのに対して、イスラム教徒のムスリム連盟は「パキスタン」としての分離独立を主張...
結果的には分離独立となるわけですが、そこに至るまでの紆余曲折の過程はスゴかったんですね🤔
どこに主権が渡すかで、インドは内乱状態となり、虐殺が行われる地方もあったようで...全く知りませんでした💣
総督府のもとで働く者たちもインド🇮🇳orパキスタン🇵🇰のどちらに帰属するかの選択を迫られることになるわけですが、準主人公のクワールとアーリアも恋人同士でありながら歴史の波🌊に飲み込まれることに...😔
イギリス🇬🇧が、パキスタンの分離独立を認めたのも、天然資源へアクセスするための港湾基地(カラチ)を確保するためで、操りにくいインドよりも有利だと考えていたというのも驚きでした🤭
紳士の国と思われがちですが、自国の利益を優先としたしたたかさが見え隠れして...やっぱり「歴史は勝者によって」操られるのか...🇬🇧と思ったり。
マウントバッテン卿も、歴史の枠組みで見ると単なるコマだったんですね💢
本作の監督さんは、インド出身の方で、祖父が分離独立運動に巻き込まれていたという繋がりのある方みたいで、最後の難民キャンプでのシーンを観ていても祖国への思いの強さを感じることができました。
また「X-ファイル」のジリアン・アンダーソン...相変わらずお美しいことで😍