ssr701

honeyのssr701のレビュー・感想・評価

honey(2018年製作の映画)
2.9
「恋は光」や「ウツボラ」での
好演が光っていた平祐奈ちゃんが
出ているとのことで選んでみたのですが
偶然にも平野紫耀くんの作品を
立て続けに見ることになりました

平祐奈ちゃんの髪型が何だか
変な感じでがっかりしたのですが
まあ見ているうちに慣れていくことでしょう
期待して視聴開始です

少女漫画原作のようですね
まあねアレコレね細かいことをね
言わずにね見なきゃねいけないよねってね
思ったんですけどね…


美男美女4人が班作りで余るとかどういうことなんですか!
平野紫耀 平祐奈 横浜流星 水谷果穂
この4人ですよ!?
周りから「ダサッ!ぼっちグループじゃん!」
なんて言われてたけど謎すぎますよ!
いいかお前ら!
ほんとのぼっちグループっていうのはな!
ほ…ほんとの… シクシク… …グスン
-------現在降雨のため一時中断しています------


でまあ少女漫画に付き物の
キャンプまたは林間学校の行事です
当然のようにヒロインが山で遭難します
これもあるあるというか
少女漫画界の共有資産というか
版権フリーのネタなんでしょうか?
「遭難」という大変な事態なのに
後ろに(爆笑)をつけたくなりますね

ヒロインが山で遭難します(爆笑)

やっぱりしっくり来ます!
我慢せずにやってよかったです!

しかも遭難するようには思えない
割と平坦な道なんですけど
何をどうしたら迷うことになるのやら…?

このあと美男美女4人がニッコニコで
歩くシーンのキラキラ具合ときたら…
とどめとばかりにさわやかなJ-POPを
ご丁寧にかぶせてくるのです
(歌は大原櫻子で亀田誠治の作詞曲でした)
蒸発して消滅しそうになりましたよ…

そしてこのあと平野くんのお母さん役が
出てくるのですがなんとそれが
中山忍さんです!
「ういらぶ」で平野くんがとった行動が
中山美穂へのリスペクトなのでは?と思ったことが
間違いではなかったなと確信するに至りました
そうとしか思えないし他に可能性の選択肢が
まるでどこにもさっぱりちっとも見当たりません
ちなみに今作は2018年3月公開で
「ういらぶ」は11月公開でした
1年に2本も主演映画とはさすがはトップアイドルですな!

しかし何ですか!
トップアイドルだからといって
図書室でふしだらなことを!
いいですか!図書室っていうのは
教室に居場所のないやつらが
逃げ込む憩いの場所なんですよ!
時間をつぶせる!本の世界に逃げ込める!
安らぎのオアシスなんですよ!
それなのに…! 
その神聖な場所で… シクシク… …グスン
-------現在降雨のため一時中断しています------


さて中盤にストーリーに刺激を与えるべく
転校生が登場!浅川梨奈ちゃんです!
今度はこの美少女がクラスで孤立します
…はぁ? いいか!お前ら!
このルックスで孤立とかありえないんですよ!
孤立っていうのは!ほんとの孤独っていうやつはな!
ほ…ほんとの… シクシク… …グスン
-------現在降雨のため一時中断しています------


平野くんは髪を真っ赤に染めているのですが
その理由はなんと戦隊ものが好きだから
という理由なのでした
平野くんとボクは仲間!同志だね!
ボクも洗体ものが(以下自粛)

で梨奈ちゃんも平野くんに
恋心を抱くものの
祐奈ちゃんが告白してきたことで
潔く身を引くのでした
ラブラブカップルの誕生でめでたしめでたし…
ん? まだ半分くらいでした…
もうおなかいっぱいなんですけど…


幼少期から祐奈ちゃんを守って育ててきた
おじさん(高橋優)に
平野くんがあいさつに来ます
いきなり結婚を前提にとか
命をかけて守るとか言って
「死んだら守れねえだろ」などとブチ切れられます

幼女のころから大事に育ててきたのですから
はいそうですかというわけにはいかないのでしょう
この時幼女時代の祐奈ちゃんの写真が映るのですが
もうまぶしいくらいに可愛い笑顔なのです
またがっている自転車になりたいほど可愛いので
おじさんの気持ちは痛いほどにわかります(←ちがうイタさ)

終盤に水谷果穂ちゃんが
ピンチとなり祐奈ちゃんに助けを求めます!
祐奈ちゃんは慌てて家を飛び出て
ドラマや映画でおなじみ全力疾走シーンです
自転車を持ってないのでしょうか…
ついさっき自転車の回想シーンがあったとこなのに…

そして祐奈ちゃんも無計画で助けに行ったので
あっさり捉えられます
それを助けに今度は平野くんが全力疾走です うーん…
ほんと走らせるの好きですね


なんとなく窪塚洋介に似た感じの
チンピラ(佐野岳)が
祐奈ちゃんを人質に平野くんをリンチしまくるのですが
追いかけてきた高橋優と横浜流星のコンビに
激辛チリソースをかけられてしまい
殺虫剤のCMの寸劇みたいな感じで退散することに…
仲間のふたりはかけられてないのに
なぜかあっさりとトンズラ〜なのでした

ちなみに果穂ちゃんは後ろ手に縛られて
口もふさがれてたのですが
祐奈ちゃんは一切しばられてないませんでした
…いや別に麻縄でぎゅうぎゅうに凝った感じで
縛っててほしかったとは
全然まったくまるでちっともこれっぽっちも
思っていませんけどね


それから雨の日のシーンなんですが
なんで後ろ姿だけ見てわかったんだろう
もしや脚フェチ? 平野くんとボクは(以下略)
と思ったら実はしっかり
名前が書いてあったというオチで
ヘコー!とパーマンよろしくコケました

佐野岳と横浜流星の一触即発!な
場面は特に盛り上がりがなくて残念でした
ふたりは仮面ライダー出身の俳優さん
ということに加えて
身体能力も高いことで有名ですから
いい戦いが見られたはずなのですが…


エンドロールとともに
4コマ漫画っぽく
細かいエピソードを消化したのは
よかったと思います
そして非常にわかりやすくきっちりと終わったので
読後感のいい作品だったのでした
こういうのは個人的には好印象です


最後に
おじさんが自転車を押すシーンが
まるで感動的なシーンのように
演出されてましたが
どう見ても通報案件でした

つーか自転車あるやん!
なんであの時自転車で駆け付けなかったの?
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