問題はいつアベンジャーズに合流させるか。
ストーリー
X-MENのジーン・グレイは、宇宙ミッション中の事故に遭った。やがて彼女は心の闇に潜んでいたもう1つの人格を覚醒させ強大な力を解き放つ。ミュータントたちは予想外の悲劇に見舞われながらも、彼女に立ち向かおうとする。
主演 ソフィー・ターナー
監督 サイモン・キンバーグ
2019年の公開映画の中で「最大の赤字映画」となった今作。
まず、前提でこのシリーズが大好きだ!
しかし、やり方が汚い。
今後のmarvelに合流させる気満々。
ジェームズマカヴォイもファスベンダーも出演してもらうための伏線が大量。
何が「最終作」なのよ。
「続く」を入れて欲しいくらい。
全体的に「弱い」。
これが最終作なの!?と驚きを隠せない。
最終作として鑑賞したら物足りないが「今後のmarvelに合流させる気満々だな」と考えると妙に納得。
だからダークフェニックスね。
これまでに比べて規模は小さく、監督慣れしていない事は明白。
これまで監督を勤めた、超マザコン監督ブライアンシンガーは「とんでもない罪」でハリウッド追放。
その後釜としてシリーズを支えた脚本家の初監督作品として銘打ったが、大作映画としてはあり得ないほどカメラワークが弱く魅せ方を知らない。
それにこれまでのスケールのデカさを考えると物足りない。
様々な大人の事情が滲み出ながらも、名演を披露するマカヴォイ。やっぱり好きだな。
これまでの脚本に比べてキャラクターの感情変化や動機付けが弱すぎるが、それでもジーンや他のメンツを応援する気持ちは変わらなかった。
監督の追放、ヒュー・ジャックマンの引退、marvel映画参戦企画など、様々な事があったが一旦は完結。無事に完結して良かった。
多数のシリーズ展開をした今シリーズをわざわざリメイクする必要はなく、きっと今作の続編または、パラレルワールドとして別世界X-MENを登場させる気がする。
(なんならファンタスティックフォーとも繋がりそうな予感)
とりあえず「デップー×ウルヴァリン」が楽しみで仕方ない。