犬好き男子の映画レビュー

ボヘミアン・ラプソディの犬好き男子の映画レビューのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
3.7
🎥あらすじ
伝説的なイギリスのロックバンド、Queenのボーカルであるフレディ・マーキュリーの半生を描いた伝記映画。Queenは、フレディを含む4人のメンバーによって結成される。Queenの有名な曲とともに、フレディの葛藤、成功、そして偉大なるライブパフォーマンスを描く。

🎥感想
ラミマレックは、本当にフレディ・マーキュリーのように見えました。特に短髪にしてからの面影は、ほぼ本物。評判通り、ライブ・エイドのシーンは圧巻の一言。
ライブのシーン以外も、メアリーとフレディの絆、バンド内での対立など、フレディの半生を多面的に描いており、栄光の中の影も垣間見えました。その影が見えた分、彼の歌・音楽の説得力というのがより増して感じられることができたのだと思います。

ただ、他の皆様が絶賛しているほど手放しに良いとは思えない部分もありました。どうしても演技であるため、本物感が少し物足りなかったなと。
これは、この映画が悪いというより、私が昨年「ビージーズ・栄光の軌跡」のドキュメンタリーを観てしまったからかと思います。ビージーズの映画はドキュメンタリー形式でありながら、ライブ以外もできるだけ本人が出ている映像を使い、うまく編集していて、まさに「本物」でした。

演技である以上、私の観るスタンス自体に問題があったかもしれません笑

いずれにせよ、私個人にとっても、ボヘミアンは良い映画であったことには間違いありません!