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ライオン・キングのOhuのレビュー・感想・評価

ライオン・キング(2019年製作の映画)
2.6
結論から言うと、自分の期待値を超えることはありませんでした。厳し目に言うとオリジナルそのまんまで、リメイクする理由が薄く感じた。ただ単に現代の映像技術でもって焼き回ししただけに過ぎず、先のジャングル・ブックに比べ新鮮味は皆無。その原因の大部分は劇中のスコアのアレンジが弱いことが挙げられます。どれも記憶に残らないレベルで高揚感みたいなものは感じられず、何かが足りなかった。勿論映像面は申し分なく(シンバとナラが向き合うシーンで恋に落ちた瞬間であろう、ナラの表情に違和感があったくらい)リアルにすることは別に良いと思うけど、感情表現がボイスアクトやスコアにかかってくるので、キャスティングが最も重要になってくる訳ですが、最も引っかかった点はムファサ役。うん、ベイダーやん。ナルニア国物語のアスラン役を演じたリーアム・ニーソンの方が個人的には向いてたんじゃないかと思った。ただ、普通に鑑賞すればそこまで悪い作品ではないので一過性の夏の大作としてみれば及第点です
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