りのあ

クロッシング・マインド 消えない銃声のりのあのレビュー・感想・評価

3.2
アントン・イェルチンの1番最後の作品?
新作でレンタルになっていたので観ました。

グリーン一家のお話ですが、何が言いたいのか(伝えたいのか)よくわからない作品でした。
一家のお父さんは、兄妹たちが幼い頃亡くなっていて、お母さんと4人の子供達がいます。
末娘のリリーが主人公なのかな?彼女の目線で話が進行していますが、
1番上のお姉さん以外、みんな躁うつ病な感じで
現在お家にいるのは、お母さんとリリーだけで歌手になった2番目の姉のエリサ、
ゲイの兄マックス(アントンイェルチン)も家を出ています。
お母さんとエリサは仲が悪く、リリーは家族がバラバラなのを不思議に思いつつ、
セラピーに通っています。

途中でいろいろな出来事が起こりますが、
それが現実なのか、躁うつの誰かの夢?妄想?なのかよくわからない。

最後になって、少しだけ、ああ、なるほどねと思いましたが
途中は何がなんだか??となる事が多く。
出演者も魅力的だし、兄妹がそれぞれ抱えてる悩みだとか
ひとつひとつ取ればとても良いのです。
最後まで飽きずには観られましたし。
それだけに、もう少しわかりやすく作れなかったかな?と残念な感じです。

アントンはとても繊細で妹想いの素敵なお兄ちゃん役でした。
なのでアントンがお好きな方にはオススメできるかな…。
あとエリサ役のライリーキーオが凄く美人で、ちょっとクリステンスチュワートに似てるかな?って思いました。
マッドマックス怒りのデスロードに出ていたんですね!全然気がつかなかった。
りのあ

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