このレビューはネタバレを含みます
ファンタジー感強めの、半魚人と声を出せない女性との異種間のラブストーリー。
しかし、ここまでいろんなマイノリティへの差別を描いていると思わなんだ。
制作年をみると、おそらくトランプ大統領への当てつけもあるんじゃないかな?
なるほどなーっていう感じw
"人魚姫"がモチーフだとすると、主人公イライザはそれこそ昔"姫"だったのかな?
地上に出る引き換えに声が出せなくなり、足を貰った。。
首の傷はエラの跡で納得だし…なんか水好きだし、雨を予測できたりと、いろいろ合点がいく。
王子様は半魚人ではなくて、この物語では横暴でレイシストで家父長制度を良しとするストリックランドの方かも。
王子というより裸の王様(トランプ氏)で、悲劇的な最期を迎える…といったところがおもしろい。
イライザに下品に迫ってたしw
半魚人は劇中でも言っていたように本当に"神様"だったんだと思う。
地上での生活に疲れた人魚姫は、水の神様の元へ帰っていきましたとさ。。みたいな。
相変わらずのギレルモ・デル・トロ監督の世界観の美術が素晴らしい。
あと猫ちゃん好きは要注意!!