kawazilikousaku

トパーズのkawazilikousakuのネタバレレビュー・内容・結末

トパーズ(1969年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

これぐらいスローな映画がお酒を飲みながら見るのにちょうどいい
ツマミが足りなくなれば、冷蔵庫をのぞいてあるもので何か作ってもいい
全然目が離せる
退屈なわけじゃない、ちゃんと面白い
キューバから帰る飛行機の中で、
私の愛のすべてを
そう記されたノートから機密フィルムを見つける
そこで映画が終わってもよかった
カタルシスもある
でも、そこから第二部が始まるといった感じだ
肝心のトパーズの謎がまだ残されているのだ
ロシアからの亡命者がNATOの中にスパイがいると言う
スチール製の松葉杖を片腕で突きながら歩く男がそうだ
痛風かもしれないなと思う
先週、痛風が出たばかりで松葉杖が心から欲しいと思ったからだ
コニャックが何かの伏線なのか、誰もがそれを口にする
僕はウィスキーにソーダを注ぐ
さて、以外とあっさり黒幕の正体がわかる
でも証拠は何もない
ここからどんなふうに物語は展開するのだろう
そんなことを酔った頭でぼんやり思っていたら唐突に映画が終わる
キューバ危機は回避されている
コニャックはまるで関係ない
でも、こんな映画の終わり方も嫌いじゃない
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