YouTube限定とのことでしたが、
Huluでも視聴可能。
ハンガリーの映画ですが、
吹き替えだったので良かった。
映像は意外と綺麗で、
悪霊たちも中々の出来映えです。

ドイツ兵の主役トマーシュが、
臨死体験時出会った少女に出会う。
出会ったその村では、
戦争とスペイン風邪で
亡くなる人が多かった。
しかし、大地は凍っていて、
埋葬が出来ない。
彼は死体写真家として村で仕事をする。
やがて、悪霊の存在を知ることになる。
悪霊たちの望みは何か？
出会った少女と原因を究明していく。
彼と少女アナの運命はどうなる？

• #ホラー
• #youtubu
• #ハンガリー映画
• #hulu

【チリの9.11、その時何があったのか?】
Netflixでパブロ・ラライン新作『伯爵』を観て、チリ軍部クーデターのことが気になった。ちょうど、MUBIにて同監督がこの事件を描いた『ポスト・モーテム』があったので観た。

本作はアジェンデ政権崩壊直前〜直後を描いているのだが、事件そのものはフレームから外そうとしている。序盤、楽屋に忍び込みダンサーと恋仲になった男は車を走らせる。するとデモ隊と対面する。しかし、男にとってそれは日常の一部として映し出されるだけで物語の中には入ってこない。ひたすら男の日常が描かれていくのだ。そうこうしていると1973年9月11日のクーデター当日となる。外では強烈な爆撃音や悲鳴が響き渡るが、それ自体はカメラに映らないようになっている。映されるのは膨大な死体の山である。彼女はアジェンデ政権派だったため失踪。その面影を探しながら瓦礫の山を積み上げる。死体解剖と同じように心を無にして面影を探していく姿は痛々しい。パブロ・ララインは『伯爵』や『NO』もそうだが、ピノチェト政権をユニークな角度から撮る監督のように思える。確かに正面からピノチェト政権を描く監督にはパトリシオ・グスマンがいる。彼とは異なる角度からチリの歴史を見つめてみようとする意志を感じたのであった。

【記録】es. 20 sep. 2010. in es./ blu-ray. 23 nov. 2017.