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世界の残酷の9642のレビュー・感想・評価

世界の残酷(2015年製作の映画)
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01. マレーシアのマイノリティ、インド系住民の少年と、彼から見た、ギャングスターになった叔父とジャンキーになった叔父の話。

02. 中盤の結構大事なシーンがダイジェストで謎の音楽と共に流れて行くのが衝撃的だった。何故だ。演出の力点が違うのか。

03. とはいえ、マイノリティの貧困、悲哀、暴力、薬物などなどは普遍的なテーマなので、知らない異国の映画とはいえ、お話の中に入っては行きやすかった。ギャングたちよりも、父の子に対する暴力、教師の生徒に対する暴力がより印象的。そして日本だって、ほんの数十年前までは似たような光景があったことは、容易に想起されうる。だから別に異世界の話ではない。

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