たかすぎ

ブライトのたかすぎのネタバレレビュー・内容・結末

ブライト(2017年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

エルフやオーク、フェアリーがその辺で普通に生活したり庭を飛び交ってるファンタジーな世界観が好きなら多少の説明無しのアイテムや敵がワラワラ出てきてもゲームのミッション感覚でサクサクついていける

一言で言うと、ロード・オブ・ザ・リングin LA🏙️
でもドワーフは今回メインじゃなくて、オークとエルフと時々人間でのバトル

オーク一族は落書きだらけの汚いスラム街でギャング一味
片やエルフ一族は裕福なセレブ層で美男美女が闊歩する眩しい高級住宅街✨
多様性社会になってもやはり存在するこういう格差
そんな街中でカーチェイスや激しい銃撃戦が繰り広げられる

名優・ウィル・スミスの存在は当然、先輩刑事と新米のコンビという設定
同族エルフでも友好と反勢力やオーク一族の純血種と雑種の関係性とか、ツボな要素だらけで私的に大好きな展開で絶賛した👏✨

魔法のワンダという、手にすれば願いが叶う光る杖をひょんな事から所有する刑事のウォードと新米のジャコビー
オークのくせに人間のウォードより礼節あるし謙虚で実直なジャコビーは最初から応援してた

当初お互いに人間とオークという別種族の壁や偏見、過去のわだかまりを抱えていてギクシャクしていた関係性が、追手から逃げ隠れ戦ってく内に徐々に信頼感や連帯感が強くなっていく様子がとても良かった

ウォードは既婚者で家族もいるんだけど、あくまでオークである相棒との絆に焦点を当てていて妻子はストーリーにほぼ絡んでこないので終始独身みたいな感じがした
家族に焦点当ててたら、きっとあのくだりでジャコビーを安易に切り捨てて裏切ったと思う
そうなると、保身的で多様性を受け入れないお粗末なオチになったと思う

共に戦い同じものを護り抜いてお互いを信頼できた
最初は明らかジャコビーに嫌悪感抱いて刺々しい接し方だったウォードが敵に囲まれた時、彼に背中を任せるシーンが嬉しかった
こういう絆好き😊

今時のロード・オブ・ザ・リングとは言ったけど反勢力の重鎮エルフ達は弓攻撃じゃなく素手や銃
連邦捜査班すら風のように速やかに殲滅していく
死屍累々増えてくのに顔色ひとつ変えないし息もあがらない、あの余裕さが敵ながら格好よくて見とれてた✨
ああいう強くて美しく華麗な敵に憧れる😌

クライマックスの対峙ではダークロードとか言う真のラスボスまでは出てこなくてそこが物足らない感はしたけど
都合のいい展開で、主人公に実は隠された能力がありましたー❗️的な展開で勧善懲悪ハッピーエンドルートに直行出来た
問題事が全部解決してめでたしめでたし🎉オチってやっぱりスカッと気分も晴れていいね

ウォードとジャコビーのコンビはずっと観てたいから続編欲しいなぁ思うくらい主要キャラに愛着沸いた☺️
たかすぎ

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