HidekiAndo

ブライトのHidekiAndoのレビュー・感想・評価

ブライト(2017年製作の映画)
3.2
“神は全ての種族を平等に創造された
しかし エルフは特別だ”

人間以外にエルフ、オークという種族が暮らす世界。
エルフは『裕福で優れた種族』とされ、ヒエラルキーとしては『エルフ―人間―オーク』の順となっている。
ロサンゼルス市警のウォード(ウィル・スミス)は、オークに撃たれ休職していたが、無事仕事に復帰。
相棒でオーク初の警察官のニック(ジョエル・エガートン)は、ウォードを撃った犯人が同族だったという理由で、わざと取り逃がしたと疑われていた。
一方“インファーニ”というエルフの秘密結社は、魔法の杖“ワンド”を扱える者“ブライト”を擁し、かつてオークによって滅ぼされた“ダーク・ロード”を復活させるため、“ワンド”を集めようとし、それをくい止めようとしているのが、魔法特殊部隊 カンドメア(エドガー・ラミレス)と、“光の盾”と呼ばれる人間の組織。
たまたま“ワンド”を手にしたウォードとニック、それを奪おうとするレイラ(ノオミ・ラパス)率いる“インファーニ”、“インファーニ”の暴走を止めようとする魔法特殊部隊、そして人間とオークのギャング達が、“ワンド”を巡り争奪戦を繰り広げる…。

またまたNETFLIX オリジナル作品を。
なるほどすねー。
耳慣れない言葉がそれがポンポンと出てきて、それの説明もあまり無いので、ついていくのが難しかったです😅。
オープニングに映る、町中に描かれたグラフィティ、結構観流してしまってましたが、意外と本編にとって大切だったんですね。
人間が世の中の『中間層』として描かれてるのは、面白いと思いましたが、ファンタジーなんだかクライム・サスペンスなんだか、自分の中で消化出来ないまま終わってしまった印象です。
LAの景色とそーいった世界観が、相性が良くないのかもですね😁。ハリー・ポッターのイメージもあってか、石造りのヨーロッパとかの方がしっくり来たかもです。
敢えてそうしてるんだとは思うんですが。
今までだとブラック、メキシカンが『虐げられる存在』で描かれる事が多かったですが、“オーク”という『下』の種族が登場した時にどうなるのか、という部分をもっとフィーチャーして欲しかったけど、『魔法』も出てきちゃって『バディー・ムービー』要素もあってと、かなりとっ散らかってました😅。
まぁ次作も予定されてるようなので、次はもう少し『それありき』で観れ、慣れてるかもしれません。

オークはハードコアな音楽が好き、という謎の設定は、どーでも良いけど面白いです😂。ライブでやってる曲も、カッコ良かったです。
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