自分の選択で国家、世界を救えるか否か。
誰も正解がわからない中で葛藤するチャーチルに心を揺れ動かれました。
まさに言葉の魔術師。周りの人を鼓舞するだけでなく、自分も鼓舞していたのだろうな。
一時期を切り取った映画でしたが、興味をそそるのが上手いストーリー構成だったと思う。
初めの方は嫌なおじさんかなと思っていたけど、人間味があって可愛らしい人だなと思った。
世界史を専攻していたら閣議の言葉を理解できたんだろうけど、世界史には疎く、わからないことばかりで。ただ後からこのことについて調べたいと思えるくらい、興味が惹かれる内容だったと思う。
地下鉄のシーン〜ラストへの畳みかけは圧巻。もう終わってしまうのと思えるほど最後まで惹きこまれた映画でした。