あきしげ

Xibalba シバルバ/エイリアン・オブ・マヤのあきしげのレビュー・感想・評価

1.5
『サンクタム』+『地獄の変異』を水で薄めた作品。

良かった点。

・女優陣の容姿とスタイル
・古代マヤ文明は奥が深い

悪かった点。

・主人公のトラウマはすぐに克服
・ポッと出の怪物は人型の爬虫類
・オープニングでネタバレをする
・関係ないお色気で間を持たせる

本作の主人公は冒険家で過去に恋人を亡くした。
これは『サンクタム』のような感じがしました。
更に主人公が女性で探査チームを率いています。
『エイリアンVSプレデター』の主人公に近い。
最後は洞窟に封印された怪物が出現し襲われる。
これは『地獄の変異』に似たような展開でした。

本作は『サンクタム』と『地獄の変異』を合わせた感じ。
そこに『エイリアンVSプレデター』の主人公がいます。
しかも、その主人公は惜しげもなくお色気シーンを放出。

全体的に水で100倍薄めたような内容です。
中盤までのシーンはバッサリいっても構わん。
それぐらい終盤で意味のないシーンだ分かる。

登場人物もムダに多く、その関係性を丁寧に描写。
それなのに終盤では一括して精算する力業になる。

監督はお色気シーンを撮りたかっただけです。
真面目に洞窟映画を撮ろうと思っていません。

その為に女優陣はグラマラスとモデルの体型を用意。
キャラクターなんてどうでもいいぐらい見た目重視。
ただし、肝心な部分は上手く隠したカメラアングル。
あきしげ

あきしげ