レッドキング

SING/シング:ネクストステージのレッドキングのレビュー・感想・評価

3.8
地元の劇場で最高のオーディション番組を完成させたバスター・ムーンが大都会の大劇場で一世一代のショーを計画する。
前作よりも「夢への挑戦」「挫折」「再起」がテーマとして濃く描かれていた気がする。
大きな夢ほど順調に行くわけいかないし、壁にぶつかったり、誰かに酷評されることもあるでしょう。
そういったことをしっかり見せながらも、「諦めんじゃねえよ!」と背中を押してくれる作品でもあります。
とはいえ、そんなに押し付けがましいわけでもなく、ファミリーで観れる作品に仕上がってます。

クレイ出演が意外とアッサリだったのは驚きだったけど、ステージの登場シーンはウルっと来ちゃいました。
クリエイターの方は自分のやりたいことと、制作側や観客が観たいもののとの折り合いをどうつけるか?というバスター目線でも見れるかも。
相変わらずMrs.ロータスの義眼ギャグも健在です。
わたしはどちらかというと石橋は叩いて渡る保守的なタイプなのですが、時にはバスターのような勢いとハッタリも必要なのかな、と感じました。
レッドキング

レッドキング