MakiMinami

光州5・18のMakiMinamiのレビュー・感想・評価

光州5・18(2007年製作の映画)
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韓国でタブーとされていた光州事件を
テーマにした映画。
2007年公開で12億円の制作費で、
この歴史映画は作られた。
公開後、人口5,000万人の韓国で、
730万人動員した。
事実であるだけに評価出来ません。

1980年民主化を要求する学生デモへ
軍は無差別発砲した。
高校生もいたが、息の根を止めるまで
殴る、打つ。
軍も市民も下で戦って抵抗しても
何も変わらない。
変えられない同士で戦ってるので、
上の思う壺の無駄な命の削りあい。
酷いお話ですよね。

友達を家族をどちらもやられているので、
大義だけで無く、復讐劇にもなる。
武器には武器を、と過激に悪化していく。

世界の戦争も、
1箇所戦う場所を作ったらどうだろうか?
そこ以外では、戦争をしてはいけない。
よその国のことはほっといて、
まずは自分の国をなんとかしてくれ。

国の命令だからって、
武器も持たない市民を、
しかも高校生や障害者を
殴り殺す、撃ち殺す。
無抵抗な人間に何故そんなことができたのか、本人に語ってもらいたい。
サイコパスが混ざっているとしか思えない。

沢山の歴史の犠牲の上に今がある。
これからの世界では、
なくなることを願います。
MakiMinami

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