アニメ映画
【内容】
たぶん中東の田舎が舞台
少女アルミトラはお母さんのカミラと2人暮らし
アルトミトラは2年前にお父さんが亡くなって以来声を失っており、町ではおてんばな問題児として煙たがれる存在でした
そんなアルテミトラはお母さんの仕事場についていったことから詩人のムスタファと出会う
ムスタファは穏やかで面白い人だったのでアルテミトラはムスタファのことが大好きになる
※ムスタファは危険思想を警戒され7年間軟禁されており、お母さんは雑用として雇われている
そこへ軍曹がやってきてムスタファの解放を告げる、自由ではあるが町にいることは許さず船で故郷に送り返すのだと言う
とりあえず解放されたことに喜ぶムスタファ、そして町の人たちもムスタファの解放を喜んで祝おうとする
だが、お上はムスタファを解放するつもりはなく処刑する予定であった、、、
ネタバレ
基本ストーリーはこんな感じだけど、実際の中身はムスタファのありがたい教えのシーンが中心
【感想】
考えさせられるアニメ映画ではある
だぶん難しい原作をアニメで優しく伝えてくれてるんだと思う
原作「預言者」を調べてみると
ハリール・ジブラーンなるレバノンの詩人が書いた散文的小説で
1920年代と1950年代にアメリカでよく読まれ、のちにヒッピーのバイブルとも呼ばれた
ってものらしい
ああ、たしかにそんな気もするなーって内容
度々アイキャンフライみたいなこと言ってストーリーが脱線してトリップしてるシーンを見せられるとクスリやってる?とか思っちゃうもん
深いこと言ってるんだろうけどなんか胡散臭い気がして素直に見れない
何かと「〜しなさい、〜であるように、〜なわけではない」とか言葉遣いが説教じみてるし
何かと何かに例えて語ってるけど逆にわかりにくいし
言葉遊びしながら自分で自分の言葉に酔って得意になってる人、みたいに見えて冷めちゃう
・まとめ
良いこと言ってるとは思うし、なるほどとなるところも多いんだけどムスタファが聖人すぎるのがイヤ
まだなんか企んでてホントに煽動しようとしてる、ってほうが納得できるのが悲しいところ